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スポーツ外傷

スポーツ外傷の応急処置

スポーツ外傷とは?
スポーツ活動中に身体に大きな負荷が加わり生じるケガのことをいいます。

スポーツ障害とは?
スポーツ動作の繰り返しによる身体の特定部位(筋肉、靱帯など)がオーバーユースされ起こることをいいます。別名「使い過ぎ症候群」とも呼ばれます。

応急処置
損傷部位の障害を最小限にとどめるために行う方法をRICE処置といいます。
患部の出血、腫張、疼痛を防ぐことを目的に、患部を安静(Rest)にし、氷で冷やし(Icing)、弾性包帯などで圧迫(Compression)し、患部を挙上(Elevation)することが基本です。
これらの頭文字をとったものがRICEでスポーツなどで急性外傷の緊急処置の基本となります。

・ 足関節捻挫
・ 肉離れ
・ 疲労骨折
・ 野球肘
・ スポーツによる膝の障害
・ オスグッド病

足関節捻挫

[ 症状 ]
足関節の捻挫の多くは、足関節を内側に捻って生じます。外くるぶしの前、下方に痛み・腫れを認め、同部位の圧痛があります。

[ 診断 ]
足を捻り、足関節周辺の痛み・腫れがある場合、レントゲン検査を行い、骨折の有無を確認します。
骨折がない場合、靱帯損傷の程度を評価するために負荷テストを行うことがあります。

[ 治療 ]
靱帯損傷の程度により、弾性包帯やギブスなどの外固定を行います。
また、損傷組織修復・治癒促進のため超音波などのリハビリを併用することもあります。

肉離れ

[ 症状 ]
スポーツ活動中に、ふくらはぎ内側中央上部を損傷するものが多く、同部位の痛み、腫れ、負荷時痛が認められます。
筋肉が伸ばされながら収縮すると、筋肉に負けて部分断裂を起こします。

[ 診断 ]
問診・視診・触診にて傷害の状態を判断します。場合により、断裂部の陥凹を触れることもあります。

[ 治療 ]
損傷の程度により安静、外固定、湿布などの治療が必要となります。
また、急性期は Icing とともに超音波などの治療も治癒を促進します。

疲労骨折

[ 症状 ]
足の第2中足骨が好発部位で運動時に痛みを訴えます。
また、下腿骨や肋骨、尺骨などにも生じやすいです。

[ 原因 ]
骨の同じ部位に繰り返し加わる軽微な力により、骨にひびが入ったり骨折する状態です。

[ 診断 ]
レントゲン検査を行い診断します。
但し骨折線のはっきりしないこもあり、そのような場合は定期的にレントゲン検査を行うか、MRI検査・骨シンチグラフィーなど行うこともあります。

[ 治療 ]
局所安静が基本となります。
時に難治性の場合は手術が必要な場合もあります。

野球肘

[ 症状 ]
成長期にボールを多投することにより生じる肘の障害です。
肘関節外側・内側・後方で軟骨や靱帯を損傷し、投球時・後の肘痛や肘の動きが悪くなります。

[ 診断 ]
レントゲン検査及びMRI検査で診断します。

[ 治療 ]
野球動作を制限し、肘の安静を保ちます。
痛みをこらえて投球を続けていると障害が悪化し、手術を要する場合があります。

スポーツによる膝の障害

ジャンプやランニングを繰り返すことにより生じます。
・大腿四頭筋腱付着部炎
・膝蓋腱炎
・鵞足(がそく)炎
・腸頸靱帯炎  など
筋肉量、筋バランス、身体柔軟性やオーバートレーニング、足の形状及び不適切な靴などが原因となります。

[ 治療 ]
スポーツ前後のストレッチング、スポーツ後のアイシングを行います。また、湿布などを用いたり、超音波などのリハビリも有効な場合があります。足の形状に対し、インソールを作製することもあります。

オスグッド病

[ 症状 ]
膝蓋骨(お皿)の下の骨が突出し痛みを伴います。
安静により軽減しますが、スポーツを始めると再発します。

[ 診断 ]
上記症状を確認し、レントゲン検査を行います。

[ 治療 ]
成長期の病気で、成長が終了すると多くは治癒します。この時期の運動を控えることも大切です。
場合によりサポーター・外用薬を用いたり、ストレッチやアイシングなどを行います。


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